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2017年08月06日

スーツのディテールのお話

=本切羽=

本格高級スーツの証として、ジャケットの袖口
ボタンホールを本当に開けた『本開き』のことを
本切羽と呼び、ハンドメイドを感じさせる
ディテールの1つですが、ここで言う『切羽』とは
日本刀の鍔(つば)の上下、柄(つか)と鞘(さや)
に当たる部分に付けられた、薄い長円形の金属
を指します。
昔々、日本刀においてこれが詰まると刀が抜け
なくなり戦いの場では非常にピンチになりまさに、
『切羽詰まった』状態になります!

それを踏まえ、現代社会において仕事の場面
大切な商談、契約などここぞというときに
『切羽詰まった』を防ぐためにも、勝負スーツの
ジャケットの袖口、ぜひ『本切羽』で
お仕立てしてみては、いかがでしょうか。






諸説ありますがスーツスタイルを楽しんでいただける
きっかけになればと。

メンズの枠を越えたオーダーサロン
沼津市大手町5-2-7
055-952-6126
サルトリアルイ 代表 勝又輝之
  
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2017年07月25日

スーツの三大基本型

③イタリアンモデルItalian Model

もともとイタリアでの紳士服の本場は、ナポリで
仕立て屋のギルドたちが多く集まり、サルト
およびサルトリア(テーラー、注文洋服店)の
伝統を今も受け継いでいます。そのテーラー達
が、作る最高のメンズスーツが、
『クラシコ イタリア』である!

〇とにかく美しいシルエット、まさにエレガントかと
〇袖付けが柔らかく立体的である
〇胸元のポケットがバルカ(船のような型)
〇袖口のボタンが重ねボタン(キッスボタンとも)
また特に柔らかい仕立てを目的とした、
サルトリア・ナポリターノでは、副資材(芯、パット、
裏地)などを極力使わずに仕立て、袖口に
ギャザーを入れた、マニカ・カミ―チヤ(雨降り
袖)と呼ばれるシャツ風のパットなしの袖付けも
特徴的です。
とにかく軽やかに仕立て、
シルエットが美しく、エレガントであることが、
イタリア調ですね。

心が自由な国民性なのか、あえて構築しようと
しない、上質な布をまとう感じですかね!
  



諸説ありますがスーツスタイルを楽しんでいただける
きっかけになればと。

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サルトリアルイ 代表 勝又輝之
  
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2017年07月25日

スーツの三大基本型

②アメリカンモデルAmerican model

アメリカのスーツの特徴は実用主義、動きやすさ
と誰が着ても平等にみえる合理的な服造り。
中でも代表的なモデルはなんといっても、

『アメリカントラディショナルモデル』
ニューイングランド(アメリカ東部)を中心に
トラディショナル(伝統的)なスーツスタイルで
〇ウエストの絞りが少ないボックス型のシルエット
〇ナロー&ナチュラルショルダーと呼ばれる狭め
  で自然な肩のライン
〇3つボタン段帰り(前ボタン3個のうち、真ん中
  1つだけはめるスタイル)
〇センターベント
これらがアメリカを象徴するディテールといえます。

もう1つの伝統的なスタイルが、
『アイビーリーグモデル』
アメリカ東部の有名私立8大学で結成された
アメフトリーグをアイビーリーグと呼び、その学生
たちが好んだスタイルでアメリカントラディショナル
モデルと同じ流れではあるが、
〇Vゾーンが狭く細めの襟
〇3つボタンの2つ掛け
〇センターフックベント
〇ボタンダウンシャツ
が特徴です、クラシカルなテイストのスタイルで
日本でも1960年頃流行してましたね

日本人にとってアメリカンスタイルで一番馴染み
深いのが、紺のブレザーなのでは、制服として
採用している学校も多いですからね。

まだまだ深掘りしたい『アメトラ』であり『アイビー』
でした、近日中に特集したいと思います。






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