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2017年08月19日

ベントのお話

=ジャケットのベントのお話=

 ジャケットの後身頃にある、大きな割れ目を
ベントと呼びますが、この割れ目にも大きく
3種類ありまして、それぞれご紹介したいと
思います。

[センターベント] center vent
最もポピュラーなベントで、背中の中心の縫い目の
下部が開いて出来たもので、センターベントと呼び
ます。元々イギリス人が馬に乗る際にジャケットの
裾を割って乗りやすくしたことに始まったとされ、
テーラー用語で『馬乗り』と表現されたりします
とても優雅なディテールですね。


[フックベント] hook vent
フックつまり『鉤(かぎ)』の意味で鉤型をしたセンター
ベントを指します。
代表的にはアメリカのアイビースタイルのジャケット
特有のクラシックなデザインとして知られています
そういえば、日本でもアイビージャケットが一世を
風靡した時代がありましたね。

[サイドベンツ] side vents
ジャケットの両脇を割ったもので、2箇所の割れ目
になり呼び名もベントの複数形のベンツ!
ブリティッシュスタイルファッションのスーツのに多く
用いられており、由来はその昔、腰にサーベルを
下げるのに便利なために、両脇を開けたことが
始まりとか、日本のテーラー用語では『剣吊り』の
俗称があります。
日本人の私としては、街行くスーツ姿のサラリー
マンに現代のサムライを思い描いてしまいます。






諸説ありますがスーツスタイルを楽しんでいただける
きっかけになればと。

メンズの枠を越えたオーダーサロン
沼津市大手町5-2-7
055-952-6126

Sartoria Ruiサルトリアルイ
代表 勝又輝之

  
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Posted by サルトリア ルイ at 10:04Comments(0)沼津駅前メンズスーツ

2017年08月17日

素敵な青年、シンガポールへ!

夏休み開けの初日、素敵な青年がご来店!


この秋からシンガポールに転勤とのこと、
暑い暑いシンガポール、涼しい素敵なスーツをお探し!

立場上、海外のビジネスマンとの商談の端っこに立つ場面も、
まずは先輩方に付き、雑巾がけから始める気持ちだそうです。

なるほど了解しました!


スーツの生地は夏生地代表の『ポーラ』か『トロピカル』で
汗もたくさんかくでしょうから、背抜き仕立てで脇当ても、
パンツは替えパンツも作りましょう!

ワイシャツはひとり身の単身ならば、簡単アイロンで済む
リンクルフリーの生地から選びましょうか!

それでは、お仕立てさせていただきます!

スーツもビジネスマンにとっては、一つの戦闘服かも!?
日本の代表選手の一員としてファイトですね!!














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2017年08月06日

スーツのディテールのお話

=本切羽=

本格高級スーツの証として、ジャケットの袖口
ボタンホールを本当に開けた『本開き』のことを
本切羽と呼び、ハンドメイドを感じさせる
ディテールの1つですが、ここで言う『切羽』とは
日本刀の鍔(つば)の上下、柄(つか)と鞘(さや)
に当たる部分に付けられた、薄い長円形の金属
を指します。
昔々、日本刀においてこれが詰まると刀が抜け
なくなり戦いの場では非常にピンチになりまさに、
『切羽詰まった』状態になります!

それを踏まえ、現代社会において仕事の場面
大切な商談、契約などここぞというときに
『切羽詰まった』を防ぐためにも、勝負スーツの
ジャケットの袖口、ぜひ『本切羽』で
お仕立てしてみては、いかがでしょうか。






諸説ありますがスーツスタイルを楽しんでいただける
きっかけになればと。

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