TOPサルトリアルイとはオーダーの流れスーツワイシャツ商品のご紹介お知らせ地図アクセス

スポンサーサイト


上記の広告は30日以上更新(記事投稿)のないブログに表示されています。  

Posted by スポンサーサイト at

2017年03月21日

ジャケットのベント。

 ジャケットの後身頃にある、大きな割れ目を
ベントと呼びますが、この割れ目にも大きく
3種類ありまして、それぞれご紹介したいと
思います。

[センターベント] center vent
最もポピュラーなベントで、背中の中心の縫い目の
下部が開いて出来たもので、センターベントと呼び
ます。元々イギリス人が馬に乗る際にジャケットの
裾を割って乗りやすくしたことに始まったとされ、
テーラー用語で『馬乗り』と表現されたりします
とても優雅なディテールですね。


[フックベント] hook vent
フックつまり『鉤(かぎ)』の意味で鉤型をしたセンター
ベントを指します。
代表的にはアメリカのアイビースタイルのジャケット
特有のクラシックなデザインとして知られています
そういえば、日本でもアイビージャケットが一世を
風靡した時代がありましたね。

[サイドベンツ] side vents
ジャケットの両脇を割ったもので、2箇所の割れ目
になり呼び名もベントの複数形のベンツ!
ブリティッシュスタイルファッションのスーツのに多く
用いられており、由来はその昔、腰にサーベルを
下げるのに便利なために、両脇を開けたことが
始まりとか、日本のテーラー用語では『剣吊り』の
俗称があります。
日本人の私としては、街行くスーツ姿のサラリー
マンに現代のサムライを思い描いてしまいます。





メンズの枠を超えたスーツオーダーサロン
沼津市大手町5-2-7
055-952-6126
Sartoria Rui
  
  • LINEで送る


Posted by サルトリア ルイ at 10:10Comments(0)メンズスーツオーダーメイド高級スーツ

2017年03月19日

ワイシャツオーダーについて。

オーダーメイドのスーツやワイシャツは、
何が違うのか?

ワイシャツを例にとり、ご説明すると
見た目にわかるデザイン的な部分よりも
着る目的に合わせた着心地やシルエット、内部構造が
一番大事なのでは。

今回のお客様は、ネクタイをしないことも多く
えり回りも固くなく、ソフトにというリクエスト、
それでしたら台襟と襟の間の縫目をなくし、
なおかつ襟の返りがきれいにいくように見返しを
広くして上までもっていきましょう、
芯もソフトなものであつらえます。
お任せください!









メンズの枠を超えたスーツオーダーサロン
沼津市大手町5-2-7
055-952-6126
サルトリアルイ  
  • LINEで送る


2017年03月17日

パンツの呼び名

メンズのパンツの呼び名について

 『ズボン類』について日本では多くの呼び名があり
それらを用途に応じて、うまく使いこなしておりまして
その中のいくつかをご紹介したいと思います。


[スラックス] slacks
もとは、長ズボンを意味するアメリカ語の一つですが
今、アメリカではほとんど使われなくなっております
日本では、『上着と組合せになっていないズボン』の
意味になっており、もともとslack(ゆるい)という意味が
語源でゆったりめの単品長ズボンのことをスラックス
と呼ぶようです。



[トラウザーズ] trousers
イギリスではズボンの総称になり、日本ではスーツや
フォーマルの『組下』としてのズボンをトラウザーズ呼
ことが多く、要するにテーラードなズボンということで、
カジュアルなパンツとはハッキリとした区別があるとい
う事です。これからスーツのズボンは、トラウザーズと
呼んでやってください!グッとスマートになりますね。



[パンツ] pants
アメリカではズボンの総称、フランス語のパンタロン
から派生した言葉で、ズボン類全体をパンツと呼び
ますが日本ではカジュアルなズボンとして用いること
が多くGパン、チノパン、トレパンなどとして使われて
おります。



[パンタロン] pantalon
フランスではズボンの総称、語源はイタリアの道化師
『パンタローネ』にあり舞台で履いていた長いタイツに
由来している。しかし日本では、60年代、裾広がりの
レディースパンツがパンタロンと紹介され、それ以来
フレアードパンツ類を指すようになってしまいました。
ご当地フランスでは、『長ズボン』はすべてパンタロン
であり、日本独自のパンタロンイメージになってしまい
ました。



[ズボン]
最後は日本代表のズボンですが語源がいくつかあり
ますが、その中でも驚きな説がありまして、江戸時代
幕臣の大久保誠知という男が、袋のようなものを穿く
ときの擬音から名付けたという説が有力で、すなわち
『ずぼん!』と穿くからズボンになったらしいですよ
おおらかな時代でしたね。
 

以上いくつかの呼び名のあるズボン
意識してみてはいかがでしょうか。

諸説ありますがスーツスタイルを楽しんでいただける
きっかけになればと。




メンズの枠を超えたスーツオーダーサロン
沼津市大手町5-2-7
055-952-6126
サルトリアルイ
  
  • LINEで送る


Posted by サルトリア ルイ at 10:15Comments(0)沼津駅前ズボントラウザーズパンツ高級スーツ