スーツのディテールのお話

サルトリア ルイ

2017年08月06日 10:10

=本切羽=

本格高級スーツの証として、ジャケットの袖口
ボタンホールを本当に開けた『本開き』のことを
本切羽と呼び、ハンドメイドを感じさせる
ディテールの1つですが、ここで言う『切羽』とは
日本刀の鍔(つば)の上下、柄(つか)と鞘(さや)
に当たる部分に付けられた、薄い長円形の金属
を指します。
昔々、日本刀においてこれが詰まると刀が抜け
なくなり戦いの場では非常にピンチになりまさに、
『切羽詰まった』状態になります!

それを踏まえ、現代社会において仕事の場面
大切な商談、契約などここぞというときに
『切羽詰まった』を防ぐためにも、勝負スーツの
ジャケットの袖口、ぜひ『本切羽』で
お仕立てしてみては、いかがでしょうか。






諸説ありますがスーツスタイルを楽しんでいただける
きっかけになればと。

メンズの枠を越えたオーダーサロン
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サルトリアルイ 代表 勝又輝之

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